酸素カプセルは寿命が縮むって本当?どんなデメリットや危険性があるのか徹底解説

「酸素カプセルを使うと寿命が縮むの?」
「利用することで起こるデメリットは?」
健康になると噂されてる酸素カプセルの危険性が気になる人は多いのでは?

結論を先にお伝えすると、酸素カプセルで寿命が縮むことはありません。
科学的根拠が一切存在しないからです。

本記事ではなぜ寿命が縮むと言われるのかを徹底解説します。
酸素カプセルの【リスク】や【デメリット】も紹介するので、これから利用しようと考えている人はぜひ最後までご覧ください。

目次

酸素カプセルは寿命が縮むのは間違い


結論、酸素カプセルは寿命が縮むというのは間違いです。
酸素カプセルを利用して寿命が縮む科学的エビデンスは存在しません。

むしろ、利用すると身体にメリットがあると『新百合ヶ丘総合病院のコラム』で発表されています。
具体的に酸素カプセルを活用して得られる効果は以下の通り。

  • 睡眠不足の解消
  • 疲労の回復
  • 美肌効果

【酸素カプセルで寿命が縮む】という根拠は存在しないので、間違った情報と言えます。
先ほど酸素カプセルで得られる効果を紹介したので、どんなメリットがあるか気になる人もいるのでは?

酸素カプセルは寿命が縮むと言われる理由

酸素カプセルを使用しても「寿命が縮むことはない」と言われても信じられない人は多いのでは?
そこで本章では「酸素カプセルは寿命が縮むと言われる具体的な理由」を3つ紹介します。

  • 死亡事故が報告されている
  • 人工的に作られたものへの恐怖がある
  • 活性酸素を取り込む心配がある

なぜ酸素カプセルに対して批判的な意見が出るのか順に見ていきましょう。

1.死亡事故が報告されている

酸素カプセルは寿命が縮むと言われる理由として、死亡事故があったことが挙げられます。
死亡事故があったことで「本当に使用して良いのか?」「自分にも起こるのでは?」といった不安が募っているのです。

しかし、一般的に使用できる【酸素カプセル】と今回起きた事件は関係ありません。
競輪選手2名が死亡した事故ですが、実際に内容を見ていくと使用していたのは【大型の酸素ルーム】です。

一般的に使える酸素カプセルとは異なる機器なので、使用して死亡する確率は極めて低いです。
参照元:酸素カプセル事故のニュースについて 競輪選手が意識不明の重体

ニュースで【酸素カプセル】と報道されたので、混乱してる人が多いと思いますが、別の機器なので心配する必要はないと言えます。

2.人工的に作られたものへの恐怖がある

次に批判的な意見がある理由として、酸素カプセルが人が作ったものであることが挙げられます。
人工的に作られたものだと「何かが起こる」と不安を抱く人が一定数います。

実際に東日本大震災で被害を出した『原子力発電』も人工的に作られたもの。
人が作ったものだと【不安感を抱く方】が一部いるので、酸素カプセルにも批判的な意見が挙がるのです。

とはいえ、人が作ったものか関係なく、デメリットはどんなものにもあります。
むしろ、酸素カプセルは病院でも導入されている技術なので安心です。

3.活性酸素を取り込む心配がある

最後に酸素カプセルが寿命が縮むと言われる理由に活性酸素を取り込むリスクが挙げられます。
活性酸素とは簡単に説明すると、呼吸に必要な酸素から発生する物質のこと。

活性酸素を取り込み過ぎると以下のようなリスクがあります。

  • 免疫機能の低下
  • がんの原因
  • シミやシワが発生する
  • 老化をする

とはいえ、身体に有害な物質が出るのは【1.75気圧以上】とされています。
参照元:酸素カプセルで寿命が縮むって本当?

一般的な酸素カプセルは【1.3】がMaxなので、寿命が縮むことはもちろん人体に影響を与える心配はありません。
仮に不安なのであれば、使用前に担当者への確認をおすすめします。

寿命は縮まない!利用するデメリットとリスクを紹介


これまで酸素カプセルを利用しても寿命が縮むことはないと解説しました。
とはいえ、「何か利用するデメリットやリスクがあるのでは?」と疑問を持っている人も多いのでは?

そこで本章では「酸素カプセルを利用するデメリットやリスク」を3つ紹介します。

  • 耳に不快感を感じることがある
  • 酸素中毒を引き起こす可能性がある
  • お金がかかる

どんな危険性があるのか知りたい人はご覧ください。

耳に不快感を感じることがある

酸素カプセルを利用する1番のデメリットとして、耳鳴りが起こることが挙げられます。
酸素カプセルを使用すると、気圧が上昇して鼓膜の内側と外側に圧力差ができるからです。

対処法としては【唾を飲み込む】【鼻をつまんで息を吹きこむ】といった耳抜き作業を行うことです。
仮に耳抜きができなければ、以下のような症状が発生します。

  • 耳の激痛
  • 聞こえにくくなる

さらに状況が改善しないことで【パニック障害】を引き起こすリスクもあります。

とはいえ、一般的に酸素カプセルには担当者がいるので、耳抜きができない心配はありません。
耳抜きができないのが不安なら、しっかりと知識がある担当者を選ぶことをおすすめします。

酸素中毒を引き起こす可能性がある

酸素カプセルを過度に利用しすぎると【酸素中毒】を引き起こす可能性があります。
酸素中毒とは酸素の過剰摂取によって以下のような症状が起こる現象のことです。

  • めまい
  • 呼吸困難
  • 痙攣

酸素カプセルを利用するベストな頻度としては、週に1~2回。
過度な使用は身体に悪影響なので、適切な【頻度】と【方法】で利用しましょう。

お金がかかる

最後の酸素カプセルのデメリットはお金がかかってしまう点です。
酸素カプセルの効果を実感するには継続的に使用する必要があります。

料金は90分利用で2,000円なので、週2回行くとすれば【1万6,000円】の出費。
1回あたりで見ると安いですが、一度の使用で効果はでないので継続的にお金がかかる点が酸素カプセルのデメリットと言えます。

まとめ:酸素カプセルを使用しても寿命は縮まない

本記事では酸素カプセルを使用すると寿命が縮むのかについて解説しました。

結論、酸素カプセルを使用して寿命が縮むエビデンスは一切ありません。
むしろ、以下のような効果があります。

  • 睡眠不足の解消
  • 疲労の回復
  • 美肌効果

酸素カプセルを使用すると寿命が縮むといった情報は間違いと言えます。
とはいえ【適切な頻度】や【使い方】で利用しなければ、身体に悪影響を及ぼすのは事実。

したがって、酸素カプセルは必ず担当者など知識がある人の元での使用をおすすめします。

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