酸素カプセルは運動前に使うべき?運動に関するメリットも紹介

目次

酸素カプセルは運動にも有効?

最初に、酸素カプセルが運動前と運動後にアスリートに与える影響や使い方について解説していきましょう。

酸素カプセルは内部の気圧を高めて、高濃度の酸素を体の隅々まで浸透させる健康器具のこと。世界的なアスリートが愛用していることでも知られますが、大会会場に持ち込んで運動前に使う人もいれば、運動後に使うこともあって、使い方はさまざまです。

実は酸素カプセルは、使い方によって実感できるものが変わってきます。どのタイミングで使っても問題はありませんが、自分がどんな効果を得たいのかをよく考えて、効果的な入り方をすることが大事です。

運動前に酸素カプセルに入る

運動前に酸素カプセルに入る場合は、大量の酸素を体中に蓄えることで運動機能を向上させ、実力を発揮することを目指しましょう。酸素はスポーツで体を機敏に動かすのに欠かせませんが、現代の生活では酸素が不足しがちで、思うような実力を発揮できない傾向があります。

運動前に酸素をたっぷり補給することで新陳代謝が良くなり、体が自然とエネルギー代謝に負荷をかけるのも、この使い方の魅力の一つです。汗をたくさんかくことで、筋肉増強などのトレーニング効果が出やすくなりますよ。

ただし人間の体が酸素を取り込む量には限界があり、やりすぎても効果が倍増するわけではありません。気圧をかけた高濃度酸素は毛細血管のすみずみまで行き渡り、効果は約72時間持続するといわれているため、スポーツでの実力維持を目指す場合は週2回程度のペースで、コンスタントに酸素カプセルを利用することをおすすめします。

運動後に酸素カプセルに入る

逆に運動後に酸素カプセルに入る場合は疲労回復や、スポーツで傷めた組織の早期回復を目指しましょう。激しく運動した後は筋肉などに疲労物質である乳酸が蓄積し、体がダメージを負った状態。運動後に酸素カプセルで高濃度酸素を供給すると、乳酸の分解・排出が促進されて、疲労からの回復が早まります。

また高濃度の酸素を取り組む組むことは勝負で大量の酸素を消費した脳を活性化させて、心身のリフレッシュにも効果的。モチベーションアップにも貢献します。

酸素カプセルの利用時間は30~90分とさまざまですが、酸素カプセル1時間の利用は3時間の睡眠に匹敵します。カプセル内では自分が一番リラックスできる過ごし方ができるため、1回につき60分程度を目安に利用して、運動後の体をゆっくり休めるといいでしょう。

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運動にかんする酸素カプセルの魅力とは

酸素カプセルを利用するとさまざまなことが実感できますが、運動する人にとっての魅力をご紹介していきましょう。

運動前・運動後にかかわらず、運動をたくさんする人には質の高い酸素が大量に必要です。酸素は体を動かす原動力。酸素カプセルを使えば、最高のパフォーマンスを実現できる可能性が広がります。

けがの早期回復にも役立つ 酸素カプセル

酸素カプセルは運動選手が激しいスポーツで負った骨折や靭帯の断絶、肉離れなどの怪我の回復を早めることが期待できます。これは酸素カプセルで取り込めるのが、血液やリンパ液にまで溶け込める、サイズの小さな溶解型酸素だからです。

細胞が傷ついた状態になると回復のために体が多くの酸素を必要とするものの、ダメージを受けたことで血管や組織にも傷がつき、通常の呼吸で取り組んだ酸素はなかなか体の隅々まで浸透しません。そのため怪我の回復も遅れがちですが、酸素カプセルならスピーディーに、かつ大量の酸素をダメージ部分に供給できるため、回復も早いのです。

酸素カプセルを愛用しているアスリートといえば、元サッカーイングランド代表のベッカム選手が代表格ですが、彼が高濃度酸素を怪我からの回復に活用していたのは有名な話。酸素カプセルを使ってワールドカップ直前に負った骨折から驚異的な回復を果たし、大活躍したと報道されています。

運動能力と共に集中力もアップ

酸素カプセルは運動能力・集中力とも向上を働きかけるのも魅力の一つです。競技に勝つには体力や筋肉の強靭さだけでなく、忍耐力や緻密な判断などの知的な思考力も必要不可欠ですが、脳は体の中で最も大量の酸素を必要とする部位。なんと身体全体の20~25%相当の酸素を消費するため、運動中に酸素が肉体を動かすために優先的に使われてしまうと、途端に脳が酸素不足に陥り、競技中に正しい判断ができなくなる危険性があります。それどころか肉体のコントロールもしにくくなって、怪我を引き起こす危険性も否定できません。

酸素カプセルは骨や筋肉などの体や脳に活力を与えて、最高のパフォーマンスの実現や怪我を防ぐことをサポートします。

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運動選手と酸素カプセルの密接な関係

酸素カプセルは体に負担をかけずに、気軽に高い効果が得られる健康器具として人気ですが、なぜ運動選手に愛用者が多いのか、その理由を酸素カプセルで実感できるものから解説していきましょう。

激しいスポーツに取り組む運動選手の体は、毎日細胞が破壊と再生を繰り返しています。回復と予防のために大量の酸素を必要としているため、酸素カプセルは多くの運動選手にとって、生活になくてはならないアイテムとなっています。

レオロジー効果に期待されている

運動選手に酸素カプセル愛用者が多い理由の一つは、酸素カプセルには運動選手が健康的な体を維持するのに欠かせない「レオロジー効果」をサポートする働きがあるからです。レオロジー効果を分かりやすく説明すると、骨格や筋肉のバランスを最適な状態に保つためには、あえて身体全体にまんべんなく負荷をかける必要があるという考え方。

そもそも運動選手は全身の筋肉を連動させるため、普通の人以上に体のバランスを整える必要があるもの。ですが筋肉や骨格のバランスは生活習慣やクセによって歪みがちで、放っておくと体の動きがバラバラになって、自分の実力が発揮できなくなってしまうリスクがあります。

これを防ぐのに効果的なのが、酸素カプセル。高濃度酸素を恒常的に摂取していると日常的な体のゆがみが自然と回復し、体の不調が起こるのを防ぐことができるといわれています。

アンチエイジングにも

運動選手にとって酸素カプセルが欠かせない理由のもう一つは、高濃度酸素を繰り返し取り入れることでアンチエイジング効果も期待できるからです。

アンチエイジングというと、若返りや美容効果をイメージする人が多いでしょう。ですがハードな練習に耐える運動選手の体は常に細胞がダメージを負うリスクにさらされているため、細胞の再生を促す日々のアンチエイジング対策は欠かせません。

酸素カプセルを使うと普段の呼吸では入り込めない細い毛細血管の隅々にまで酸素が入り込めるため、筋肉や皮膚などの全身の細胞の活性化を促進。新陳代謝も活発になり、皮膚や筋肉組織の再生サイクルが正しく整えられることで、スポーツ向きの体を維持しやすくなるといわれています。

近年、活性酸素は細胞にダメージを与えて老化を早める原因だと指摘されていますが、そもそも酸素は細胞にエネルギーや栄養を供給するだけでなく、細胞の再生に欠かせない成長ホルモンの分泌を促進するのに必要です。気圧をかけて高濃度酸素を供給する酸素カプセルの場合は活性酸素の悪影響を受けないため、健康に気を配る運動選手でも安心して利用できます。

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まとめ

運動選手にとって、酸素カプセルは非常に役に立つアイテムです。常に実力を発揮するためにも、体をベストに整えるためにも欠かせません。

運動前だけにこだわらず、用途にあわせて活用してください。

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