長時間のデスクワークは健康リスクが上がる?対処法について徹底解説

長時間のデスクワークは疲労や業務効率の低下を招くだけでなく、健康にも悪影響を与えるリスクがあります。大事な社員の健康を守るためにも、何とかしたいですよね。 今回は長時間のデスクワークの危険性や対処法、改善のポイントを解説していきます。


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長期間のデスクワークが危険?

最初に、長時間のデスクワークでどんな危険があるのか、詳しく解説していきましょう。

事務仕事は、会社を運営するのに欠かせません。社員の座り過ぎにはどんな危険があるのか、経営者としてしっかり理解しておく必要があります。

日本人は世界一「長時間、座っている」?

世界で比較すると、1日のうちに座って過ごす時間が一番長いのは日本人だということを知っていましたか?現代人は1日の約60%を座って過ごすとされていますが、なかでも日本人は働き過ぎだといわれています。

実際にシドニー大学が行った調査では、世界20カ国の平均が1日約5時間であるのに対し、日本人は約7時間と、断トツに座っている時間が長いことが分かっています。

座っている時間が長いということは、勤勉であることの表れともいえますが、座り過ぎることは良いことばかりではありません。以前から専門家は、長時間の座り過ぎは健康状態を悪化させることを指摘されています。

オーストラリアの研究機関によると、人間は1時間座り続けると、寿命が22分も短くなってしまうのだとか。恐ろしいことに、座っている時間が4時間未満の人と比較すると、1日に11時間以上座っている人の死亡リスクは約40%も増加するという結果が出ています。

「座りすぎ」だと健康に悪影響が

座り過ぎることが健康に悪影響を及ぼす理由は、長時間座っていることで、血流が悪くなるからです。人間の体の筋肉の約70%は下半身に集中していて、足が動かないと全身の血行が停滞し、代謝機能の低下を招きかねません。

長時間のデスクワークの積み重ねや、慢性化は特に危険です。内臓や内分泌系にも支障が出て、糖尿病や高血圧、脳梗塞や心疾患、がんなどの重大な病気の引き金になる可能性があります。

またうつ病や認知症など、メンタルヘルス面への影響も大きく、WHOでも座り過ぎに対して警鐘を鳴らしています。

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仕事中でもできる!座りっぱなしの対処法

長時間のデスクワークの合間に取り入れたい、座りっぱなしの対処法をご紹介していきましょう。

どれも仕事中や、仕事の合間に短時間でできるものばかりです。社員の健康を守るためにも、職場で積極的に取り入れてみてくださいね。

立つ、歩く

長時間の座りっぱなしの対策で一番良いのは、定期的に立つ、歩く機会を持つことです。トイレに行く機会などをとらえて、積極的に立ち上がることを意識しましょう。

効率よく職場で座りっぱなし対策をするためにも、コピーを取る、ファイルや資料を取りに行くなどの用事を作り、フットワーク良く仕事をすることをおすすめします。

頻度としては、30分に1回は立ちあがるのが理想です。最低でも1時間に1回は、椅子から立ち上がって動くことに努めたいですね。1時間に5分程度歩くことを心掛けるだけでも、長時間の座りっぱなしによる血行の改善が期待できます。

血流を良くする

積極的に血流を良くすることも大事です。職場でもさりげなく取り組めるストレッチで、全身の血のめぐりを促進しましょう。

おすすめなのは、全身の血行促進に効果的な首周りのストレッチです。最初にゆっくりと前後、左右に傾けてから、ぐるりと首を一回転させましょう。椅子に座ったままでもOKです。10回程度繰り返すと血の巡りが良くなり、首周りのコリも取れて一石二鳥です。

座ったまままでする、足のストレッチも効果的です。椅子に腰かけたまま、足のかかととつま先を左右交互に、10回程度上げ下げしましょう。パソコンや事務作業中でも人目を気にせず、さりげなくできるため、仕事中に定期的に取り入れてみてください。

長時間の疲労を改善するストレッチについては、こちらの記事で詳しくご紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。

水分補給をする

仕事に集中していると忘れがちですが、座りっぱなし対策にはこまめな水分補給もおすすめです。水分を摂ることで血液量を増やし、血のめぐりをサポートしましょう。

とはいえ、お茶やコーヒーなどのカフェインが多い飲み物の大量摂取は、好ましくありません。カフェインが多い飲み物は体を興奮させて集中力を向上させるものの、利尿効果が高く、かえって水分不足を招くリスクがあります。

長時間の座りっぱなし対策には、イオン飲料やスポーツドリンク、機能性飲料と呼ばれるものを選ぶと良いでしょう。

仮眠をとる

座りっぱなしの対処として、お昼休みに短時間の仮眠を取るのも効果的です。机でうつぶせ寝をするだけでも座りっぱなしの疲労をやわらげ、健康状態の悪化を予防できるため、ぜひ試してみてください。

ただし長時間お昼寝をすると逆に疲労感が増大し、眠気が取れなくなるので、だらだら寝るのはNGです。机で寝るなら、10~15分間程度の短時間仮眠を目安にするといいでしょう。

本格的な仮眠で社員の健康対策を講じるなら、タイムワールド酸素カプセルを導入するのもおすすめです。

酸素カプセルは高圧下で高濃度酸素を補給する健康器具で、世界的なアスリートが試合の合間のリフレッシュに活用していることでも有名ですよね。最近は社員の健康管理や福利厚生を目的に、職場に導入する企業が増えています。

専用のカプセル内でしっかり体を休めることで、机での短時間仮眠以上のリフレッシュ効果が得られますよ。タイムワールドならレンタルで酸素カプセルのお試しもできるため、長時間のデスクワークの改善に悩んでいるなら、一度相談してみてはいかがでしょうか。

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長時間のデスクワークをするなら「座り方」を意識しよう

長時間のデスクワークをするときの、座り方の注意点やポイントを解説していきましょう。

座り方の改善で、体への負担をできるだけ軽くすることが可能です。忙しいときほど、正しい座り方を心掛けることが大事ですよ。

座り方次第で体への負担が変わってくる

普段何気なくデスクワークをしがちですが、座り方次第で体への負担が大きく変わるのは事実です。正しい座り方をしないと骨盤や背骨が歪み、猫背になって、腰や肩にも負担がかかってしまいます。

間違った座り方を長時間続けていると、全身の血行が悪くなって、冷えやむくみの原因になるのも無視できません。特に座りっぱなしの事務職は女性社員が多く、夏場は冷房が効いた部屋で長時間過ごすため、配慮が必要です。

長時間のデスクワークは腰痛や肩こりといった体の痛みも招きやすく、集中力や業務効率を低下させるため、普段の座り方を見直してみてくださいね。

仕事中の正しい座り方

正しい座り方のポイントは、骨盤をしっかり立てることです。まず椅子に深く座って、背もたれに軽く寄りかかりましょう。

心持ち後ろに傾斜した姿勢を取ることで猫背を防ぐことができ、腰を反ることもなくなって、姿勢が安定しますよ。背骨のカーブもきれいなS字ラインを維持でき、背中の痛みや、腰痛の改善にも効果的です。

体に負担をかけないためには、骨盤が左右水平になった状態を維持するのが理想ですが、お尻が痛くなってしまう場合はクッションを活用してください。もちろん、お尻が痛いからといって足を組むのは好ましくありません。

骨盤の左右のバランスが崩れて姿勢が歪むため、足元が不安定な人は座面の高さを調整するか、フットレストなどを上手に活用するといいでしょう。

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まとめ

仕事熱心だと思い込んで見逃しがちですが、長時間のデスクワークが、社員の体や心に大きな負担をかけているかもしれません。

職場全体の意識改革や工夫でデスクワークの負担は改善できるため、社員の健康管理に前向きに取り組みましょう

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