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健康経営には助成金が活用できる
業績アップや事業の持続的な発展のために、健康経営を取り入れる企業が増えています。これから健康経営を取り入れるなら、公的な助成金も上手に活用すると良いでしょう。健康経営を導入するのにあたってネックとなるのが費用の捻出ですが、政府が設けている助成金を上手に活用すれば、比較的取り組みやすくなります。
そもそも健康経営は、政府としても推進している政策です。健康経営は雇用の促進や労働環境の改善にも繋がるため、経済産業省でも「健康経営銘柄」や「健康経営優良法人」といった認定制度を設けて、企業の参加をバックアップしています。
健康経営に直結する名目の助成金はないものの、厚生労働省が設けている、働き方などに関する一部の助成金が健康経営にも活用可能です。これから健康経営を取り入れることを考えているなら、ぜひ助成金の利用を検討してみてください。
健康経営に役立つ助成金の種類
それでは、健康経営の取り組みに役立つ助成金を、いくつかご紹介していきましょう。
ここでご紹介している以外にも、地域ごとに自治体が設けている助成金などがあります。助成金は年度によって種類や内容が変わるため、かならず公式サイトを確認して、適用条件などを確認してください。
時間外労働等改善助成金
厚生労働省が設けた、社員の残業時間の上限設定に取り組む企業に対する助成金です。労務管理担当者に向けた研修やテレワーク用通信機器の導入など、企業が労働環境を整備するさまざまな取り組みをした際に、かかった費用の一部を助成してもらえます。
時間外労働の改善に関するものに限られるものの、助成金の対象が幅広いため、厚生労働省の労働時間等見直しガイドラインを参考に、利用を検討すると良いでしょう。
業務改善助成金
これも厚生労働省が設けている、最低賃金の引き上げや、企業の生産性向上を支援することを目的とした助成金です。生産性アップのために設備投資をした費用や、賃金引上計画を策定し、実施した際にかかった費用の一部を助成してもらえます。
この助成金は事業規模が100人以下の中小・小規模事業者が対象です。最低賃金額の引き上げ額にあわせて利用しやすいコースを選べるため、制度概要を確認してみてください。
キャリアアップ助成金
厚生労働省が都道府県のハローワークと共同して行っている助成金です。この助成金はパートや派遣、契約社員など、いわゆる非正規雇用の労働者のキャリアアップを促進する取り組みをした企業を対象としています。
正社員化や健康診断制度など、7つのコースから自社が取り組みやすい内容を選ぶことができますが、この助成金は中小企業事業主が対象です。事業内容によって中小企業事業主の範囲が変わるため、有期契約労働者等のキャリアアップに関するガイドラインを確認して、前向きに利用を検討してください。
受動喫煙防止対策助成金
厚生労働省が設けている、受動喫煙防止のための施設設備を整備した企業を支援する助成金です。この助成金も中小企業事業主を対象としており、一定の要件を満たす喫煙室の設置や、屋外喫煙所などを設置するのに必要な費用の一部を助成してもらえます。
対象となる施設や工事の条件が決まっているため、厚生労働省の特設ページで要件を確認しておきましょう。この助成金は取組後ではなく、工事の実施前に申請が必要なので、注意してください。
心の健康づくり計画助成金
厚生労働省が産業保健活動総合支援事業の一環として行っている助成金です。企業がメンタルヘルス対策促進員の助言や支援に基づいて心の健康づくり計画を作成し、実際に職場内で対策を実施した場合に、一律10万円の助成金を受け取ることができます。
この助成金は各都道府県の産業保健総合支援センターが窓口になっているため、職場のメンタルヘルス向上に活用してみてはいかがでしょうか。
企業が健康経営に取り組むメリット
企業が健康経営に取り組むメリットや、おすすめの取り組みをご紹介していきましょう。
健康経営とは、企業社員の健康管理や健康増進に積極的に取り組む経営戦略のことをいいます。社員が健康になって企業も得をする、Win-Winの取り組みとして注目されており、導入する企業が増えています。
健康経営で得られるメリット
健康経営で企業が得られる最大のメリットは、企業価値の向上でしょう。従業員の健康に配慮する企業は、すなわち優良な企業です。社会的に企業の知名度が上がり、良いイメージが定着することで、投資家からの高評価や取引の増加が期待できます。
また社員が健康で働ける職場を作ることは、従業員の定着率向上にもつながる大事なことです。良い職場環境であれは社員が安心して働くことができ、また働きやすさを求めて採用応募が増えるため、安定して優秀な人材確保ができるようになります。
社員が健康になって病気・欠勤が減れば、それだけ職場の業務効率が良くなり、採用応募にさく人員や広告などの無駄な費用もカットできるかもしれません。なにより企業の信頼が高まることで社員のやる気やモチベーションも向上して、自然と企業の業績アップや生産性の向上にも貢献します。
酸素カプセルもおすすめ
企業の健康経営には、さまざまな取り組みがあるのが実情です。制度を整えて社員の長時間労働の抑制や、休暇取得を促進するなど、助成金の利用も視野にいれながら取り組みやすいものはら始めると良いでしょう。
企業が福利厚生の一環で行う社員の健康診断の推進も、健康経営の取り組み事例の柱のひとつです。そもそも従業員の健康診断は労働安全衛生法に規定された企業の義務ですが、さらにもう一歩踏み込み、社員に対して健康意識向上の研修会を行う、診断結果をもとにしたメンタルセルフ対策を行うことで、社員が健康で安心して働くことをサポートしましょう。
また、最近は社内食堂の整備や、ジム・トレーニング機器類の職場内設置、フィットネスの利用を促進するクーポン券の補助など、独自の取り組みをする企業が増えています。こういった取り組みは話題性があり、企業のイメージアップやブランディングにも役立ちますが、これから新しく健康経営に取り組むなら、タイムワールドの酸素カプセルをぜひご検討ください。
「酸素カプセル」とは、高圧環境下で高濃度酸素を補給する最新の健康器具です。世界的なアスリートが愛用していることでも有名ですが、最近は病院やエステなどでも導入されていて、リフレッシュや健康維持に役立つと人気があります。
酸素カプセルは誰にでも利用ができ、体に負担をかけずに短時間でリフレッシュできるのが特徴です。お昼休みなどでも気軽に利用できるため、業務効率の改善にも役立ちます。
職場に置くとインパクトがあって、ユニークで話題性があるのも魅力のひとつでしょう。社員に健康意識を植え付けるのにもぴったりですし、新入社員の採用時や、自社を訪問する取引先に対しても、健康経営に取り組む優良企業であることをアピールできます。
タイムワールドの酸素カプセルはモデル数が多く、職場のスペースや利用人数にあわせて、自由に商品を選べます。レンタルでお試しもできるため、健康経営に酸素カプセルの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
健康経営は政府も重要視している政策で、さまざまな助成金を使うことができます。健康経営は、これからの企業の持続的な発展には欠かせません。
これから健康経営に取り組むなら、助成金を上手に活用するといいでしょう。