デスクワークで目が疲れてしまう原因は?目のケアにおすすめの方法をご紹介

目次

デスクワークで目が疲れやすくなるのはなぜ?

最初に、デスクワークで目が疲れる原因について解説していきます。

「デスクワーク」とは、机について椅子に座ってする文書作成や計算、パソコン操作を伴う作業全般をいいます。会社を運営するために欠かせないものの、デスクワークは目が疲れやすく、心身の負担が大きい仕事です。

外回りの営業職や屋外作業と比較すると身体に負担が少ない業務だと思われがちですが、デスクワーク特有の疲れについて、企業がしっかり理解しておく必要があります。

ブルーライトの影響

デスクワークで目が疲れるのは、ブルーライトの影響が一因です。

ブルーライトは私たち人間が見ることができる可視光線の中で、最も紫外線に近い、非常に強いエネルギーを持つ光です。ブルーライトは一般的な光のように、角膜や水晶体で吸収されません。ダイレクトに網膜に達して、神経や体に大きな負荷を与えます。

こういったブルーライトはテレビやスマホのほか、従業員が日常的に操作するパソコンのLEDディスプレイ、オフィスで使われているLED照明などから多く放出されています。オフィスでデスクワークをする際は特にブルーライトにさらされるリスクが高く、目の疲れやひどい痛みを引き起こすため気をつけましょう。

ブルーライトによる健康被害は、社会的な問題にもなっています。そのため厚生労働省のガイドラインでは、パソコン等を使ったVDT作業をする場合は、1時間につき10~15分の休憩を取ることを推奨しています。

出典:厚生労働省ホームページ

※2020年4月時点での情報です。

目の使いすぎ

事務作業や計算で目を酷使することも、デスクワークで目の疲れを助長する原因です。

そもそもデスクワークは目を多用し、細かい神経を使う仕事です。書類を見る、パソコンのディスプレイをチェックする、計算機を使うなど、さまざまな場所に視線を動かさなくてはいけません。ひっきりなしに水晶体の厚みを変化させて目の焦点を合わせていくと、目の周りの筋肉が常に緊張し、ひどく疲れてしまうのです。

目の焦点調整は、自律神経とも密接なかかわりがあります。遠くに焦点を合わせるときは交感神経が、近くを見るときは副交感神経が優位に働くため、デスクワークでピント調整を頻繁にしていると交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、眼精疲労を引き起こす原因になることが指摘されています。

軽度の疲れ目であれば作業をやめて、睡眠をとれば回復するものの、眼精疲労はなおすのが難しく、強い目の痛みや視力低下、肩こりや頭痛などの症状が慢性化してしまう恐れがあります。目の疲れはめまいや吐き気といった体全体の不調にもつながるため、企業が従業員の負担の度合いを常にチェックし、デスクワークで必要以上のダメージを溜め込ませない工夫をしましょう。

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デスクワークによる目の疲れを軽減する方法

ここでは、デスクワークによる目の疲れを軽減する方法や注意点についてご紹介していきます。

目の疲れを我慢していると、体へのダメージはどんどん蓄積してしまいます。企業としては従業員に無理はさせず、できるだけダメージを少なくして効率よく仕事ができるよう配慮することを心掛けたいですね。

パソコンの環境を整える

デスクワークで目の疲れを軽減するためには、パソコン周りの環境を整えることが大事です。いまやパソコンはデスクワークに欠かせないツールですが、正しい使い方を心掛ければ、体への負担を軽減することにつながります。

まず改善したいのは、姿勢です。顔とモニターの距離は、50~70cm程度開けることを心掛けましょう。ディスプレイの上端と目の高さに合わせて、適切な距離を保つことで、目の疲れを最小限に抑えることが期待できます。

パソコンのディスプレイの明るさも、強い刺激となって目にダメージを与えます。逆に暗すぎても、見えにくさから目を酷使するため、オフィス室内の調和がとれる範囲で、明るさを調整すると良いでしょう。

ディスプレイの明るさやチラつきが気になるときは、パソコンの画面に専用のフィルターを取り付けるのもおすすめです。

こまめに休憩をする

目の疲れを溜め込まないために、デスクワーク中はこまめに休憩を取ることも必要です。

長時間同じ姿勢をとり続けて目を酷使していると、脳や体にも疲労が蓄積します。デスクワーク中は1時間ごとに約10分を目安に、休憩を取らせると良いでしょう。休憩中は窓を開けて遠くを見て目を休めるか、眼球を動かすストレッチをするよう指導して、少しでも疲労が蓄積されないように努めてください。

パソコン作業を継続する場合は、休憩中はディスプレイを見ないことが大事です。こまめに休憩を取れば気分もリフレッシュし、集中力の低下を防ぐ嬉しい効果が期待できます。

アイケアグッズを活用する

目の疲れを積極的に癒す、便利なグッズを使ってケアするのもおすすめです。

パソコン作業がメインのデスクワークの場合は、ブルーライトカットメガネを活用すると良いでしょう。PC専用メガネという名称で市販されているものもありますが、LEDディスプレイからの強い光を最大50パーセントカットできる商品もあり、眼精疲労の予防に役立ちます。

目の周りの筋肉のコリを暖めてほぐす目薬やホットアイマスク、アイウォーマーなども最適です。パソコンからUSBケーブルで電源を取るタイプの商品ならコンセントの位置を気にせず使えるので、試してみてください。

ただしデスクワークによる目の疲れで、安易な自己判断は禁物です。ご紹介した対策を試しても疲労が残る場合や、目の痛みや頭痛が続く場合は、早めに眼科を受診して医師に相談することをおすすめします。

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目のリフレッシュには酸素カプセルがおすすめ

従業員は重要な財産ですから、デスクワーク中にできるだけ目の疲れを溜め込まないよう、企業としても対策が必要です。従業員がしっかり休憩を取れるよう、職場のルール作りをするほか、オフィスに休憩室や仮眠室を設置することも検討しましょう。

従業員の健康維持をサポートするなら、ぜひタイムワールドの酸素カプセルの導入を検討してみてください。

「酸素カプセル」とは、高圧環境下で高濃度酸素を摂取するための最新の健康器具で、病院やエステサロンなどでも導入されています。世界的なアスリートが活用していることでも有名です。

酸素カプセルの魅力は、短時間で目の疲れを含めて、全身のリフレッシュができることです。体に負担がかかることはなく、服を着替える必要もありません。装置に入り、リラックスしながら30分程度を過ごすだけなので、休憩時間を有効活用することができます。デスクワークの疲労全般を癒すことは集中力アップや、業務効率化の向上にもつながります。

タイムワールドなら一般的な一人用のカプセル型のほか、複数人で一度に利用できるボックス型もあって、商品のバリエーションが豊富です。オフィスのスペースや企業の利用方法に合わせやすく、スタイリッシュなデザインは目を引くので、企業のブランディングにも活用できます。

タイムワールドにはレンタルプランもあり、初期投資を抑えて導入することができます。酸素カプセルの導入を検討中なら、どうぞお気軽に、タイムワールドにご相談ください。

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まとめ

従業員のデスクワークによる目の疲れは、生産性の低下にもつながりかねない深刻な問題です。

酸素カプセルなどの便利な健康器具も活用しながら、企業が積極的に従業員の負担を軽減する取り組みを始めることをおすすめします。

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