業務効率アップにつながる!デスクワークの上手な休憩の取り方

目次

デスクワークでしっかり休憩しないとどうなる?

最初に、休憩を取らずに長時間デスクワークをする危険性と、こまめに休憩を取るメリットを解説していきます。

労働基準法では、6時間を超え8時間以下の労働の場合は、少なくとも45分間の休憩を、8時間を超える場合は少なくとも1時間の休憩を設けることが定められています。しかし、オフィスでデスクワークをしていると、なかなか自分のペースを落とすことができずに、仕事を続けてしまう従業員は多いですよね。

日頃の職場環境や従業員への指導方法も見直して、デスクワーク中はこまめに休憩を取るよう促すことを心掛けましょう。

長時間のデスクワークは身体に悪影響を及ぼす

休憩を取らずに長時間デスクワークを続ける危険性は、なんといっても心身の健康に悪影響を与えることでしょう。

デスクワークは、常に椅子に座りっぱなしの状態で仕事を進めます。外回りの営業や屋外作業と比較すると体力的な負担が少なく、軽作業であると思われがちですが、実際は長時間座り続けることで姿勢が悪くなるなど、体に大きな負担を強いられることが多いです。

背骨には大きな神経が通っているため、姿勢が歪むと腰痛や肩こり、眼精疲労や頭痛といった体の不調が出る恐れがあります。かといって筆記やパソコンなどが必要なので、座りっぱなしの姿勢を変えることができません。その結果、疲労がどんどん蓄積してしまうのです。

書類作成や計算、パソコン操作には細かい神経や注意力を要するため、デスクワークではストレスが溜まりやすいのも、健康に悪影響をもたらす一因でしょう。長時間のデスクワークによるストレスは、うつなどの心の病気や心疾患などの重篤な病気を引き起こす可能性もあるのです。

こまめに休憩することのメリット

デスクワーク中にこまめに休憩するメリットは、集中力の維持に効果的なことでしょう。

適度に姿勢を変えることで、体の負担を減らすことが可能です。デスクワークの支障となる筋肉のコリや痛みがなくなるぶん作業に集中できるため、作業効率が上がり、仕事のミスも減らせる嬉しい効果が期待できます。

もちろん、蓄積する前にこまめに疲労を発散できれば、体は健康なまま維持できます。ストレスも減って仕事が楽しくなることで、自然と職場の士気が向上して、企業の生産性アップにもつながるでしょう。

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デスクワークの上手な休憩の取り方

ここでは、デスクワーク中の上手な休憩の取り方や、注意点について解説していきます。

いくら大事でも、休憩頻度やタイミングが悪いと仕事にしわ寄せがきて、逆に労働時間を増やしてしまうかもしれません。これでは本末転倒です。デスクワーク中の休憩は、あくまでも小休憩で、効率良く取ることを重視して指導をしてください。

散歩をする

デスクワーク中に効率よく休憩を取るのに効果的なのは、歩くことです。

立ちあがって背骨をすっきり伸ばし、体を動かすことで、筋肉のコリがほぐされ、血行を促す効果が期待できるでしょう。10分程度でも仕事から離れて散歩をすると、良い気分転換になり、心身共にリフレッシュできます。

座っているときと比較すると、歩いている人のほうが約60%も思考能力がアップするという指摘もされています。集中力が切れたときや、良いアイデアが出なくて煮詰まったら、歩くことをおすすめします。

オフィスを離れる口実がなく、休憩を取りづらいケースもあるでしょう。トイレ休憩もあまり長いと体裁が悪いため、コピーを取りに行く、ファイルを資料室に移すなど、理由をつけて歩くチャンスを作るのもおすすめです。

昼寝をする

デスクワークの合間を利用した休憩に、短時間の睡眠をとるのもおすすめです。

お昼の休憩などを利用して、10~15分程度の昼寝をすると良いでしょう。睡眠は体や脳の疲労の緩和をサポートします。午前中のデスクワークで溜め込んだ疲労は、昼寝でスピーディーに発散させることができます。

脳が疲れると眠くなりがちですが、昼寝をすればすっきり眠気が取れるのもポイントです。午後の仕事に必要な英気を養うのに、昼寝は最適です。

ただし人間には睡眠のリズムがあり、眠りすぎると、逆に眠気が強くなってしまいます。すっきり目が覚めないとモチベーションがさがるため、短時間睡眠を心掛けることをおすすめします。

ストレッチをする

休憩中にストレッチなどの運動をするのも、デスクワーク中の効率の良いリフレッシュにおすすめです。

疲れを感じたら、デスクワークで凝り固まった筋肉を引き延ばしてほぐしてみると良いでしょう。つらい肩こりや、腰痛の予防にもつながります。脳への血流が促進されることで、集中力切れを防ぐ効果も期待できますよ。

ストレッチの魅力は大きなスペースがいらず、激しい体の動きも必要としないため、誰でも気軽に取り組めることでしょう。背筋を伸ばして首を前後・左右にゆっくり倒す、背中で両手をつないで気持ちが良いところまで後ろに引くだけでも、筋肉のコリを気軽にほぐすことができます。オフィスでもさりげなく体を動かせるため、試してみてください。

ストレッチ中はリラックスして呼吸をしながら、ゆっくり伸ばしてゆっくり戻すのが動作の基本です。筋肉や筋に負荷をかけないよう、急激な動きは控えましょう。無理はせず、少し痛いと感じる範囲でストレッチをしてください。

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酸素カプセルなら短時間の休憩でもリフレッシュができる

デスクワーク中の従業員のために効率よく休憩を、ぜひタイムワールドの酸素カプセルの導入を検討してはいかがでしょうか。

「酸素カプセル」とは、高圧環境下で高濃度酸素を摂取する、いま話題の健康器具です。世界的なアスリートが試合の合間に使っていることでも有名ですが、最近では病院やエステサロンなどで導入される機会が増えており、その有用性が立証されています。

酸素は生きるために必要不可欠で、環境汚染などを原因とする慢性的な酸素不足が、さまざまな体調不良を招いているという指摘があります。酸素カプセルではこういった酸素不足を予防する効果が期待でき、圧をかけて効率よく、豊富に酸素を取り込むことで、体の疲れを緩和させることに一役買っているのです。

酸素カプセルの使い方は簡単なので、誰でも気軽に利用することができます。利用時間も30分程度と短く、お昼の休憩時間を有効活用してリフレッシュできるのも魅力でしょう。リフレッシュすることによって、集中力アップや生産性向上が見込めるため、企業にとってはまさに一石二鳥です。

市販されている酸素カプセルは1人用のカプセル型が主流ですが、タイムワールドなら商品のバリエーションが豊富で、複数の従業員が一度に利用でき、会議室代わりにも使えるボックス型などもあります。職場のスペースや使い方にあわせて、ぴったりの健康器具を選べるのは、企業にとって大きなメリットですね。

またタイムワールドにはレンタルプランもあり、初期投資を抑えて、酸素カプセルを気軽にお試しすることが可能です。デスクワークの休憩改善に悩んでいるときや、福利厚生で健康器具の導入を検討中なら、一度タイムワールドへご相談ください。

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まとめ

デスクワークは思っている以上に身体に負担がかかるものです。生産性を向上させるためにも、企業としては従業員に効率良く休憩を取らせることを意識したいですね。

休憩の習慣化には仮眠室や、酸素カプセルなどの設備の導入も検討すると良いでしょう。

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