福利厚生のアウトソーシングを徹底解説!

目次

福利厚生の目的

まずは福利厚生の目的に関してみていきましょう。

法律上義務づけられているため

福利厚生の中でも法定福利と呼ばれていて、所定労働時間などの条件を満たす従業員に対して、法律上実施が義務付けられているものがあります。

具体的は、健康保険と介護保険、厚生年金、雇用保険、労災保険、児童手当拠出金です。

これら6種類以外の福利厚生に関しては、企業によって異なり、全くないところもあれば、非常に充実しているところもあります。

従業員の満足度を向上させるため

法定福利厚生以外の福利厚生に関しては、特に実施しなくても法律上は問題ありません。しかし、福利厚生の有無や程度により、従業員の満足度が大きく変わってきます。一般的に福利厚生が充実している企業は、従業員を大事にする傾向が強く、従業員もそれを感じ取っていることが多いです。従業員の満足度が上がれば、離職率が減り、会社に対する忠誠心も高くなります。人手不足が叫ばれる中で、福利厚生を充実させることの意義はかなり大きいと言えるでしょう。

「2019年卒 マイナビ大学生広報活動開始前の活動調査」によると、就職活動で福利厚生を重視する学生は14.3パーセントでした。これは「社内の人間関係が良い」や「企業の経営が安定している」を上回る数字です。良い人材を確保するにはいかに福利厚生が大事かが分かるでしょう。

従業員の健康維持に役立てるため

福利厚生の中には、健康診断や人間ドックなどの費用を会社が負担する分も含まれます。健康診断は検査項目が多ければそれだけ費用も高くかかりますが、会社でそれを負担することで、従業員の健康に役立てているのです。

また、ジムなどのスポーツ施設などを利用できる内容の福利厚生を実施している企業もあるでしょう。自らお金を使って運動するような人でなくても、スポーツ施設が無料で利用できれば、少し運動してみようと考えることも多いです。そのような状況を作ることで、従業員の運動不足解消に役立ちます。ストレス解消にも繋がります。

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福利厚生の種類

福利厚生にもさまざまな種類があります。代表的なものをいくつか挙げていくのでみていきましょう。

一定の条件を満たした場合に現金を支給・補助する

通勤手当や慶弔見舞金、出産祝金なども福利厚生の一種です。施設や設備などを設置しなくても済むため、比較的実施しやすい福利厚生でもあります。中小企業も含めて実施している企業は多いです。

慶弔見舞金や出産祝金などは、金銭的に助かるだけでなく会社の従業員に対する気持ちも伝わるでしょう。

満足度向上に役立つ設備を社内に設ける

主に大企業などでは、社内の食堂やカフェなどを設置したり、カウンセラーを配置するなどの福利厚生を実施している企業は多いです。カフェでは、ドリンクやお菓子類などを無償提供している企業もあります。

こうした福利厚生は、従業員の満足度向上に繋がりやすいです。食堂やカフェがあるということで入社を決める人もいるでしょう。

アウトソーシングを利用

福利厚生の提供は自社内で行うだけでなく、他社にアウトソーシングすることもできます。自社内だけで提供可能な福利厚生の種類はどうしても限られてしまうでしょう。特に中小企業では食堂やカフェの設置が難しいところも少なくありません。スポーツ施設なども、従業員数の多い企業でなれれば自社専用のものはなかなか作れないでしょう。

大企業でも、福利厚生をアウトソーシングしているところは多いです。自社内で福利厚生を行うよりもアウトソーシングした方が、低コストで従業員の満足を得られます。

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福利厚生はアウトソーシングがおすすめ

福利厚生をアウトソーシングした場合に得られるメリットについてみていきましょう。

福利厚生をアウトソーシングするメリット

福利厚生を導入するには多額の費用がかかり、運営していく手間もかかります。規模によっては運営を担当するための人員も配置しなければなりません。しかし、アウトソーシングなら費用面で非常に安く済みます。運営に関する手間もほとんどかかりません。経団連の福利厚生費調査結果報告によると、福利厚生をアウトソーシングした場合にかかる従業員1人あたりの費用は3割程度の企業が250円未満です。250円以上500万円未満が3割強、500円以上750円未満が2割程度で、全体的に非常に安く済んでいます。

運用に関しては、従業員が施設などに対して直接予約などの利用手続きを行う仕組みです。そのため、社内で面倒な手続きを行う必要はありません。

そして、アウトソーシングならすぐに導入できる点も大きなメリットです。人材難の中小企業でも、大企業と変わらない福利厚生を導入し、求人を募集する際にアピールできます。

どんな利用方法があるのか

福利厚生のアウトソーシングでは、パッケージプランとカフェテリアプランに分かれていることが多いです。パッケージプランとは、複数のサービスがひとまとめになっています。従業員が対象サービスを割引料金で利用できるという内容です。福利厚生の種類は会社側があらかじめ決めておくため、従業員はその中にあるサービスしか利用できません。

カフェテリアプランは、福利厚生の利用に必要なポイントを従業員付与します。従業員はそのポイントを自由に使える仕組みです。自分にとって必要なサービスや利用したいサービスだけにポイントを使えます。必要のないサービスは利用しなければ、その分のポイントは他のサービスに利用可能です。

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健康面で役立つ福利厚生はアウトソーシングが最適

福利厚生の中で企業が特に力を入れたい分野は、健康面で役立つ福利厚生でしょう。従業員の健康意識が向上すれば、生活習慣病の予防に繋がります。従業員が病気で入院するようなことも減るため、会社にとってもメリットが大きいでしょう。

そして健康面に関する福利厚生は自社内で提供するのが難しいため、アウトソーシングでの導入が最適です。健康面での福利厚生は、フィットネスクラブやメンタルヘルスなどが挙げられます。

そして、弊社タイムワールドでは酸素カプセルを取り扱っており、最近では導入する企業が多いです。酸素カプセルの中は大気中よりも酸素濃度が濃くなっており、一定時間中に入ることでさまざまな健康効果が得られます。身体の隅々まで十分な酸素が行き渡るため、全身の細胞が元気になるのです。疲労が回復しやすく、睡眠不足やストレスの解消にも役立ちます。

血流が良くなるので、美肌やアンチエイジングなどの効果も期待できるでしょう。やる気や集中力もアップするので、仕事の効率も上がるかもしれません。福利厚生をアウトソーシングするなら、ぜひ酸素カプセルを検討してみてください。

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まとめ

企業が優秀な人材を集め、定着させるのには福利厚生の重要度は大きいです。人材難に悩む企業は、福利厚生を充実させる必要があります。中でも健康面に関する福利厚生は、高い導入効果が期待できます。アウトソーシングを利用すれば、中小企業でも無理なく導入できるので、ぜひ健康面の福利厚生を導入してみましょう。特に酸素カプセルの設置がおすすめです。

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